岩下の新生姜ミュージアム
2016クリスマス・スペシャル・ライブ
入場・観覧は無料です。どなたでもご覧いただけます。
ステージ前にお席を用意しますが、
こちらは、開演30分前から
メール予約番号順でのご着席となります。
観覧ご希望の方は、ぜひメール予約をご利用ください。
メール予約は、以下の件名・本文で、
event@iwashita.co.jp
までお送りください。
受信後、数日内に、予約受付番号を返信いたします。
※メール予約受付開始 9月16日(金)10:00~
【件名】
ライブ予約
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【本文】
[1]観覧希望日(例:12月10日)
[2]氏名(ヨミガナ)
[3]電話番号
[4]来場される人数
[5]同行者の氏名・電話番号(お一人での参加の場合は不要)
ASA-CHANG&巡礼 プロフィール
1997年、ASA-CHANGソロユニットとして始動。世界各地の音楽誌にてベストアルバムに選出されるなど国内外から高い評価を得る。12年より後関好宏、須原杏をメンバーに迎え、コンテンポラリーダンサーとの舞台公演や、映画・アニメへの楽曲提供、舞踏家・映像作家・漫画家とのコラボレーションなど、既存の音楽の枠に捕らわれない活動を展開している。2016年3月には7年半振りのアルバム『まほう』をリリース。
ASA-CHANG&巡礼のスペシャル・ライブ開催に寄せて
岩下食品株式会社
代表取締役社長 岩下和了
2016年も間もなく終わろうとしています。今年も音楽に囲まれた一年を過ごすことが出来ました。様々な音楽と出会いましたが、今年発表された新譜の中で、最も心を動かされたアルバムは、ASA-CHANG&巡礼の7年ぶりのフルアルバム『まほう』でした。私は、今でも新しい音楽を聴き続けていますが、それは、こういう出会いがある(かもしれない)からで、でも、本当に出会えたならそれは奇跡のようなものです。何十年も音楽を聴いてきて、こういう音楽に新しく巡りあえることに驚き、興奮し、感謝しました。
ASA-CHANG&巡礼の『まほう』は、私には圧倒的に新しい音楽に感じられました。うまく表現出来ませんが、リズムとメロディ、音像、言葉、歌、声の分解と再構築。敢えて分類するなら「現代音楽」と呼ぶことになるのでしょうが、でも、聴き手を「難解」と突き放さない。距離を置いたところから大きく包み込んでくれる。大きな優しさを感じます。見たこともないような新しいものに触れる驚きと歓びがあるのに、「新しさ」に寄りかからない志というか、音楽そのものの美しさが輝いている。不思議な心地よさ。各々が個として生きることへの敬意と祝福。明るさ、即ち、たくましさ。ユーモア。祈り・・・。複雑な感情が溢れ、音楽の「美」に感謝させられる作品です。
そして、ライブもまた素晴らしい!私が3月に見たライブの直後のツイートを転記します。
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ASA-CHANG&巡礼。新譜『まほう』を数日前に聴いて、自分が新しい音楽を聴き続けている理由を、はっきり思い出させてもらえた。音楽的刺激と興奮、新しい感動に満ちた、おいそれとは巡り会えない名盤と感じた。すごくいろんなCD聴いているけど、そんな風に感じる盤は、滅多にありはしない。
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2016年3月23日
先週末にASA-CHANG&巡礼『まほう』と出会えたことにあんまり興奮したので、ググッてみたら、水曜日にレコ発があると知った。レコ発ライブに間に合う!…こういう偶然は、何かが私を導いてくれている。スケジュールを調整、行くことに決めた。それが今日の六本木VARIT。
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2016年3月23日
ASA-CHANG&巡礼のライブ。行ってよかった!!!本当に素晴らしいライブでした…。何曲か、涙が溢れてしまった。新譜CDは、ポップスやロックの既成概念を楽しく美しく壊して、新しい音楽を提示していたけど、ライブは、いわゆる「ライブ」の既成概念からも解放されていた。
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2016年3月23日
ASA-CHANG&巡礼。『まほう』のCDがとても丁寧に作りこまれたものだったから、これをライブでどう再現するのか、関心はまずそこにあったけど、メンバーは3人。書家の女性を除けば、ゲストなし。3人だけで、どれだけ豊潤で新しい音楽のライブが出来るのかを、見せてもらった気がする。
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2016年3月23日
ASA-CHANG&巡礼のライブ。歌を含むオケのトラックは作りこまれた状態で提示され、そこに、生音のバイオリンと管楽器、ときにギターや生歌が、ユニゾン的にかぶせられる。そして、おもちゃのようなコントローラで朝倉さんが打楽器の音を加える。それら全てが「ライブ感」に溢れている!驚き。
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2016年3月23日
…と、こういう書き方をすると、コンセプト至上のアタマでっかちの音楽に誤解されそうで申し訳ない。まったく逆。ASA-CHANG&巡礼には、活き活きとした大衆音楽の感覚が満ちていた。心が踊り出す。美しさに涙溢れる。素直な「音楽」なのだ。 pic.twitter.com/XCzAdzwVUT
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2016年3月23日
ASA-CHANG&巡礼。「ことば」や「声」と共に音楽があることに素直になり、ふだん私達が聴いているロックとかポップスとか歌謡曲とかの暗黙の定型のルールが、じつは最上の形ではないのかもしれないと、他の形にこそもっと胸躍らせる自由な音楽があるのかもしれないと、感じさせられた。
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2016年3月23日
ASA-CHANG&巡礼。「新しい音楽のかたち」への驚きと、シンプルに「いい歌だなぁ。いい曲だなぁ。いいなぁ…」という自然な感慨とが、同居した感想を持つのだから、すごいライブだと心底思った。
— 岩下 和了 (@shinshoga) 2016年3月23日
書きたいことはもっとあるけど、新しい音楽を、言葉で表現しようとするのも愚かだ。ぜひ聴いてみてください。音楽の自由に、喜びを覚えられることと思います!ぜひ、出たばかりの、このアルバムを手にとって頂ければと思います。
ASA-CHANG&巡礼『まほう』。
傑作です。— 岩下 和了 (@shinshoga) 2016年3月23日
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『まほう』が発表された2016年に、岩下の新生姜ミュージアムで、ライブをして頂きたいと心から願いました。私にとって2016年を代表する作品だから。そして、ASA-CHANG&巡礼の、自由な音楽、そして、誠実なライブを、やはり「自由」と来館者に対して「誠実」であることを目指しているミュージアムで実現したいと願ったのです。その願いが、いよいよ叶おうとしています。
ASA-CHANGは、東京スカパラダイスオーケストラの創始者。バンマスだった人です。大好きな小島麻由美さんのライブには、いつだってASA-CHANGがいてほしいし、私はそういう風にずっと彼のファンです。
2015年6月20日の新生姜ミュージアム、オープンの日、テープカットのファンファーレに続いて、偶然にも、スカパラのデビュー盤から「ホリデイ」が鳴り響いたとき、既に他界した友人、スカパラのドラマー青木達之のことを思い、その青空からの祝福に、感謝しました!川上つよしをはじめ、他のメンバーにも!その演奏に、もちろんASA-CHANGがいたことを、改めて、不思議な巡り合わせと思い、感謝は尽きません。
ぜひ、「岩下の新生姜」或いは「新生姜ミュージアム」に関心を寄せてくださっているような素敵な皆さんにこそ、ASA-CHANG&巡礼の音楽を楽しんで頂きたいと願っています。新生姜ペンライトツリー輝くクリスマス。特別なライブになると思います!新しい感動を、皆様、どうぞ、ご一緒に。
本件に関するお問合せや取材のお申し込みは
museum@iwashita.co.jp
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担当:小池(企画開発部)・野木(新生姜ミュージアム)
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